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初対面のコミュニケーション
- 2016年10月21日
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初対面のとき、いかに人と接するか。これって地味ですが結構できていない場合も多いと思うんです。初めて会った人に嫌われることなく話ができる。初めて会った人に好かれる。これって積み重ねていくとすごく大事ですよね。人の縁ってどこからつながっていくかわからない。コミュニケーションは極めて重要なものです。
まず名刺交換から初対面の場合、コミュニケーションがはじまると思うのですが、だいたい会社名と名前を言って、仕事の内容を言っておしまい・・・シーン・・・沈黙。みたいなパターンがすごく多いと思います。私も23歳で世の中に出たので、まず普通に何をしゃべったらいいのか、どうしゃべるべきかわからずやってました。
心構えとしては、「失礼がないように」これだけは実践していました。もちろん今でもです。まあ見下されることも当時は多かったですが(苦笑)。そこで考えに考えたのが、まず名刺作戦。天才塾のカリキュラムにあるような情報量満載の名刺をつくりました。これで、相手が勝手にし応率高いです。やはり自然と自分との共通項を探しますので、少しでもあった方が良いです。名刺自体に。
あと、人は「自分がわかるもの」について話すので、仕事内容、業務内容をわかりやすく書くことも重要です。例えば、「各種税務相談」では反応しなかった人が、「相続の場合の税金・節税のご相談承ります。」と書いてあれば、「そうそう、こないだうちの親戚でもね、相続が・・・」と反応しやすくなります。なので2番目としては内容をわかりやすく、です。
で、次にそれでも会話が止まってしまった場合。でも、そこで自分を売り込んだらアウトなわけです。営業色強い人、と思われると次の仕事につながりにくいです。そこで、考えに考えてやったことが、相手に質問するということなんですが、「どんな仕事されているんですか?」だと結構すぐ会話が終わってしまうんです。なので、「どんなときに仕事をお願いできますか?」と聞くようにしました。
そして、相手の仕事が全くわからないことも伝えます。「せっかくのご縁なので、○○さんに仕事お願いできれば、ぜひしたいと思うんですけど、どういうときに仕事をお願いすればいいんですか?」と聞かれてイヤな思いする人はいません。「私○○さんの業界とか仕事のこととか、素人なのでよくわからないんです。いろいろと勉強させてください。」というような感じで重ねると、相手は喜んで自分の仕事の内容を話し出します。
そこで大切なのが、リアクションをちゃんと取ること。うなずく、相づちを打つ、驚く、笑う、などちゃんとリアクションを取りましょう。そうすると相手は気持ちよく話してくれます。で、相手がひとしきりしゃべって、満足したら、今度は必ず「ところで○○さんはどういうお仕事されているんですか?」と聞いてきます。そこではじめてゆっくり自分の仕事を説明すれば良いのです。
そして自分で仕事がお願いできない・・お願いする必要がまったくないような場合には、「どういう人を紹介すればいいですか?」とする。ここまで相手のことを考えて質問をすれば、初対面ということを考えると最適なのではないかと思います。そして帰ったらハガキを忘れずに。これでトドメです(良い意味で)。
ぜひ、実践してみてください。
(執筆:横須賀輝尚)