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事務所案内をつくることの重要性
- 2016年10月21日
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事務所案内をつくるということだけでもライバル士業に差をつけることができます。
なぜか?それは多くの士業が、事務所案内なんてつくらないからです。今では多くの事務所がつくるようになりましたが、それでも持っていない事務所は持っていない。地味なことかもしれませんが、普通の会社が当たり前にやっていることをやる。これが最低限であり、またお客様への信頼をつくります。
思い返してみると、次のようなことってありませんか?買うかどうか迷ったあげく、とった行為は、「まずは資料をください」という資料請求。まあうるさい営業にもつかったりしますが・・・(苦笑)、こういう選択をする人、すごく多いです。
なので、まずはちゃんとそうした資料を持つことが重要です。では、会社案内の内容に入っていきましょう。
1.業務案内
まずは業務案内。ここで大切なのは・・・そう、おわかりですよね?かっこよく書くことでも、高尚な文章を書くことでもありません。あなたが何をしてくれる人なのか、わかりやすく書くこと。これにつきます。専門用語をなるべく使わず、中学生でもわかるように。相手にきちんと伝わるのが重要です。そしてなるべく具体的に書くこと。例えば、「会社設立」だけでは、お客様は何をしてくれる人なのか判断ができないんです。
書類をつくってくれるのか、書類を集めてくれるのか、自分は役所に行く必要があるのか。判子はつくるのかつくってくれるのかできるだけ詳しく書かないと伝わりません。
そして、詳しく書くことでサービスの内容が明確になり、報酬を払いやすいというメリットもあります。ですので、「わかりやすく」「具体的に」を心がけてください。
2.当事務所の特徴
資格業だけのアピールではどうしても他社と同じになり、弱いですから自己アピール欄を追加しましょう。サイト等でもある「30の特長」「50の強み」みたいなものでも構いませんし、サイトと同じでも構いません。ここで他社と差別化をします。
自分がアピールできることを書き連ねてください。自分にプラスになる情報であれば、なにも士業に限った情報でなくとも構いません。例えば私のような起業支援でしたら、ネット集客が得意、ダイレクトメールが書ける、組織運営のサポートができる、何でもかまいません。
最初のうちはそれがサービスとして成立しなくてもいいです。他の士業に頼むより、あなたさんの方が良いとお客様に思ってもらうために書きます。ですから、1行でもあった方がいいです。
大切なのは資格業の枠組みだけで考えないことです。過去のキャリアも生かしながら、記入してください。
3.自己紹介
ここは特に説明は不要かもしれませんが念のため。資格業はパーソナリティが重要です。資格の部分以外でお客様が目にとまるのは、「人間性」「価格」「その他の価値」です。ですから、人間性も強くアピールしていくと有利です。出身地、趣味、経歴、学歴、資格、家族についてなどなんでもかまいません。こういった個人的なことをまず入れる。
そしてできればビジネスの実績。これを入れたいところです。どこぞで営業成績が優秀だったとか、どこかでこんなシステムをつくった実績があるとか、何でもいいです。あなたのブランドを上げる要素があれば、ぜひ入れてください。
まずはこんな感じで、ぜひ事務所案内をつくってみてください。
(執筆:横須賀輝尚)