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今後成功する士業のあり方とは?
- 2016年11月24日
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士業がコンサルタント業務をすべきか?
「士業がコンサルタント業務をすべきか?」という疑問は、あなたも一度は考えたことがあるかもしれません。私の考えとしては、すべきかどうかは別として「できた方が良い」とだけは断言できます。
今後、成功する士業のあり方としては、「コンサル的なことができる」のが最低ラインだというのが私の考えです。まず従来の手続きしかできない士業。これは長い目で見れば徐々に消耗していくでしょう。
もちろん高難度な業務レベルを持っていれば別ですが、ある程度差がつきにくい分野を専門とすると、将来大変です。なぜかといえば、まず、マーケットは小さくなるから。手続き業務のみでは、競合に埋もれてしまう可能性があるわけです。それを打破するのが「コンサル的」なこともできる士業。天才塾で言うところの「資格起業家」です。顧客に手続き以外のことも付加価値としてアドバイスできる。DMやチラシの話がクライアントと同じレベルで話せる。こういう人材は重宝されます。
手続きをする専門家という顔と同時に、起業家・経営者としての顔を持つ、つまり「コンサル」的なこともできる専門家。ここが今後最低レベルになってくると私は考えています。そしてそれを超えるのが、士業の専門分野と同じくらいの別の強みを持った士業。それが、コンサルティング業としても、士業としても一流な「資格起業家」です。
ダブルポジション
士業以外の別の強みを持とうとする考えを、私は「ダブルポジション」と呼びますが、ここまで来て初めて一人勝ちできるようになるのではないかと考えています。ダイレクトメールの反応率を上げられる行政書士。マーケティングに詳しい税理士。組織組成のプロフェッショナルである社会保険労務士。当然、これらは一朝一夕でなれるものではありません。日々の積み重ねが、最終的にあなただけのダブルポジションを生成していきます。
あなたが、今からできる準備は何ですか?お客様のため、スタッフのため、家族のために深く学び、今日から実践してみてください。
(執筆:横須賀輝尚)