相続の現場でー 家じまいアドバイザー 屋宜明彦氏インタビュー
- 2020年4月28日
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高齢化が進み、相続業界は巨大市場に成長しました。それに伴い相続業務に関わる士業も激増し、競争は苛烈を極めています。競合他社より抜きん出るためには、士業の本筋業務だけでなく、クライアントのニーズを幅広くカバーできるよう他業種との連携を取ることも重要です。
相続というシーンでクライアントが意外に困っているのが被相続人の遺品整理です。今回は、遺品整理や生前整理、家じまいなどを中心に事業を展開している一般社団法人 心結 代表理事・株式会社スリーマインド 代表取締役の屋宜 明彦様に、実際の遺品整理の現場や信頼できる士業像、さらには屋宜様がどのような理念で遺品整理業務に関わられているかなどをインタビューしました。
―屋宜さんのこれまでの経緯を簡単に教えていただけますか?
屋宜:前職は廃棄物処理業の会社に勤めておりまして、最初はパッカー車の運転手として入社しました。遺品を「ごみとして処分してください」という依頼がずっとあったので、そこで遺品整理のようなことをしていました。そこから2009年くらいに中期経営計画を立ち上げて、新しく事業部として遺品整理事業を始めました。
しばらく現場責任者をしていましたが、現場を部下に渡して法人営業の責任者になり、関西・中部・関東や沖縄で営業していました。