行政書士で開業する場合に、多くの方がかかえる不安があります。それが「行政書士の業務ができるかどうか」というものです。行政書士試験は、基礎的な法律知識と一般的な時事知識や文章理解が問題の中心になっており、いわば本人の素養や適性を確かめるような趣旨が含まれるような試験です。そのため、具体的な業務知識を試験の中で問われることはありません。そのため、「開業した際に、実務ができるか不安」と思う方も多いようです。

実際に、行政書士に合格し、行政書士登録を済ませ、晴れて行政書士として開業しても、電話が鳴るのが怖いというような方も多く見受けられます。

行政書士事務所で経験を積む、というようなことができればベストなのですが、恒常的に人材を募集している事務所はあまりありませんし、実際問題として補助者として採用を探すのは極めて困難と言えます。しかし、不安になることはありません。

行政書士会の実務研修

行政書士の実務については、行政書士登録をし、行政書士になれば行政書士会で実務研修を受けることができます。充実した資料があり、費用も数千円とリーズナブルな料金です。このように、開業前にたとえ実務がわからなくても、行政書士会で学ぶことができるのです。ですから、それほど大きな不安をかかえる必要はありません。ただし、一朝一夕にすぐに全てできるようになるわけではないということとも付け加えておきます。

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「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。