報酬額の決め方:学習効果
- 2017年2月14日
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行政書士として経験を積めば積むほど報酬は上がる
上記のページで説明していることを踏まえたうえで、一つ頭に入れておいて頂きたいことがあります。それは、行政書士という仕事は経験を積めば積むほど、報酬単価は高くなる可能性が高いということです。理由は二つあります。
一つは、行政書士として経験を積むことで、周囲からの信頼が厚くなったり、評価が高くなることで、基準単価を高く出来るということです。名前が売れていて評判が良いとなると、たとえ他の行政書士より報酬単価が高くても、お客さんは支持してくれるものです。
もう一つの理由は、自分自身の能力が高くなることで、業務を効率良くこなせるようになるということです。仮にAという業務を報酬単価10万円で請け負っているとします。駆け出しの頃は、この業務をこなすには20時間を要していました。そうなると時給5000円ということになります。これが、業務に慣れることで15時間でこなせるようになれば、時給は7000円弱になります。空いた時間に違う業務をこなせば、結果的に収入が増えます。仕事を続けていけば、能力は自然に上達しますので、実入りが良くなるは当然です。逆に考えれば、10年、20年続けている行政書士と同じ収入を新米が稼ぎだすのは難しいということでもあります。
行政書士として開業したての時期は報酬額を気にしない
ですから、開業したての時期は、ある程度収益性、効率性は無視して、数年後のために今は安くても頑張るというような発想をすることも大切です。
もちろん、少しでも収益性を良くするために努力することは重要です。最初から新米は儲からないものとギブアップすることはありません。(当サイト運営者の横須賀てるひさも、20代前半で年収1000万円をクリアしています。)
しかし、どこかで将来は、どんどん良くなるのだからということも頭の片隅に入れておくと、先を見据えて仕事に取り組めると思います。
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「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。
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