「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」神田昌典

  • 2016年10月18日
  • 「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」神田昌典 はコメントを受け付けていません

横須賀輝尚お勧めポイント:
神田昌典氏の名著。この本が1000円台で買えるというのは信じられないほど凝縮された本。あまりにも濃い内容なので、これまでの書籍の中で最も売れなかったという話も。事業を事業として考えた時に、この戦略はとても役に立ちます。個人的にも、同氏の中でもベスト3に入る本かと思います。

514m7drhvvl-_sx323_bo1204203200_

商品説明
『あなたの会社が90日で儲かる!』 『非常識な成功法則』などのベストセラーで知られる実践マーケター、神田昌典が、全米No.1ビジネススクールの卒業生としての一面を見せつつ、MBAでは決して語られることのない実践的な経営戦略を解説した1冊。

「スター戦略構築法」と呼ばれるこの独自の手法は、「商品」「顧客」「競合」「収益シミュレーション」「タイミング」「メッセージ」の6つの要素からなり、本書ではそれを順番に解説していく。ポーターの競争戦略論や商品ライフサイクルのS字曲線、MBAで教える顧客ターゲティングなどに触れながら、これらの理論の問題点、あるいは足りない部分について、具体例を挙げながら検証している点は大変興味深い。たとえば、商品ライフサイクルについて書かれた部分では、どんなに優秀な経営者でも、商品のライフサイクルを読み違えれば成功できない、と断言したうえで、「野性的な勘を持つ経営者」が本能的に知っている参入・撤退の具体的な基準を示している。ほかにも、日本を代表する億万長者、斎藤一人のネーミングセンスに言及するなど、これまでは経営者の才覚による部分であるとして、議論の対象とならなかった事柄にも焦点を当てている。

紹介されている事例は、著者の仕事がら、中小企業内部での体験談が多い。ビジネス誌を眺めていてもなかなかお目にかかれないさまざまな業種・企業のケースが楽しめるのも、本書の大きな魅力であろう。(土井英司)

出版社からのコメント
本書では、企業における最大の注視対象は競合企業ではなく、顧客であるという前提に立っています。顧客の心を捉える企業戦略をどういう観点から構築すればいいのかを、顧客感情をベースとした13のチャートによって、実践的に、わかりやすく解説しています。このチャートをつくる作業は60分ほど集中して行えば完了するようなものです。その60分間であなたの右脳は刺激をうけ、創造性を発揮できるでしょう。そしてその最終結果として自動的にダントツになる企業戦略立案が実現されます!  

内容(「MARC」データベースより)
圧倒的な競争力を実現する戦略とは何か? 全国3800社を超えるクライアントの経験をもとに、成功する企業家の発想法・思考プロセスを伝授する。

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

全記事数更新中!

1495

定例セミナー配信予告

  1. 講師:横須賀輝尚 テーマ:未来の相続業務と相続・遺言の絶対領域の作り方 内容: 4月17日…
  2. 講師:高金大輝 テーマ:最新リスティング広告動向と、最新成功事例解説 内容: 常に変化を遂…
  3. 講師:横須賀輝尚 テーマ:提携業務の未来予測と業務のシフトチェンジについて 内容: 現在の…

定例セミナー動画

ページ上部へ戻る