行政書士に求められる能力とは(2)
- 2017年1月11日
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調査能力
行政書士には様々な能力が求められます。そのうちのひとつが調査能力です。これはどのような能力かというと、お客様が困っているときに、何をどのように調べればよいかがわかり、実際に調査を遂行できる能力のことです。例えば、不動産業を営む法人が引っ越しをしたとき、何か手続きが要りますか?と聞かれた場合に、どんな手続きが必要なのか調べることができ、そしてその手続きを実施することができるようなことです。
行政書士の仕事は多岐にわたりますので、すべての法律知識・手続き知識を覚えることはほぼ不可能といって良いでしょう。ですから、お客様が困っているときに調べられる能力があれば良いのです。先ほどの例で言えば、引っ越したのであれば、会社の登記を変更し、不動産の免許の変更を行い、税務署などの各種管轄官庁に届出をする必要があります。行政書士の範囲は自分自身で行い、そして専門外・管轄外についいては、専門家に依頼することになります。
行政書士に求められる能力はこのようにただの知識だけでなく、このようにお客様が困っていることが何なのかを調査する能力もあるのです。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、『お客様が困っていることを調査する能力』というのも、コミュニケーションスキルと密接に関係しています。やはり、人と意思疎通を図る能力というのは重要ということです。
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