自宅が事務所の行政書士が顧客と合う場所を決めるための方法
- 2017年1月19日
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行政書士の仕事は想像以上に打ち合わせが多いものです。最初の相談、契約交渉、許可などの要件調整のための打ち合わせ。書類作成ごとに必要となる押印、仕事が終わった後の報告作業等、お客様と直接会う機会は、非常に多くなります。
行政書士業務と言うと、書類を作る仕事というイメージがありますが、実際は事務所で書類を作ってばかりではなく、打ち合わせに要する時間も多い業務となります。そのため、事務所を持たない人の場合、打ち合わせ場所を確保することが重要となります。地方であれば、自宅でもいいかもしれませんが、都会だと、さすがにそうはいかないものです。『どこで打ち合わせするか』は意外と重要な問題です。
商談場所はお客様に決めてもらう
行政書士の場合、前述のように打ち合わせが多くなりますが、その際、打ち合わせ場所のアテがないと右往左往してしまうかもしれません。そこで、最初のうちは『お客様に指定してもらうこと』をお勧めします。 先方に指定して頂ければ、お客様から不満やクレームが出ることはないでしょうし、自分で探す手間が省けて楽です。そうやってお客様から指定してもらった場所で、『ここは使えるな』という場所をストックしておけば、別の顧客との打ち合わせ時に、今度は自分から指定することも出来ます。最初から『お客様に設定してもらう』と決めておけば、心理的にも楽です。打ち合わせが必要な状況になったら、メールや電話で率先して、場所はご指定くださいと伝えてしまいましょう。
相手先のオフィスに出向くことで、フットワークが軽い行政書士になる
もう一つ、オススメのやりかたは、先方の事務所・オフィスや自宅に出向くことです。お客様からすれば、時間をかけて移動する手間が省けるので楽です。距離が離れている方ほど、『わざわざ遠いところまで出向いてくれた』と評価してくれるでしょう。仕事にスピードが求められる現代のビジネス社会においては、フットワークの軽さは行政書士としての評価アップにもつながります。こういったことがキッカケで、顧客を紹介してもらえる可能性もあります。
短所を長所に変えるという発想
こんなふうに考えれば、色々と解決策は出てきますが、最後に、ここでビジネスを展開するうえで覚えておいて頂きたい視点をお伝えしておきます。それは『短所を長所に変える』という視点です。事務所がないというのは、行政書士として活動するうえで短所と見る人が少なくないと思います。見方によってはそうですが、やりようによっては、逆にプラスの効果をもたらすことも可能です。
短所とみるか、長所とみるかは、その人の考え次第です。行政書士として独立する時には、何でも揃っている理想的な状態からはほど遠いはずですが、そんな人ほど、発想を変えることで、マイナスをプラスに変えるということにチャレンジして頂きたいと思います。それこそが起業家精神であり、そんな姿勢を持てる人こそが、行政書士として独立して成功することが出来ます。
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