顧客視点と顧客感情を知って、営業が出来る行政書士になろう
- 2017年2月6日
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行政書士に限らず全てのジャンルにおいて言えることですが、営業を行うときには、二つのことに注意を払う必要があります。『顧客視点』と『顧客感情』です。営業関係の書籍を見れば、必ず出てくる言葉ですが、具体的にどういったものなのか、一つずつ説明していきます。
行政書士として営業を行う時の注意点
①顧客視点
自分の顧客となる人の立場に立ち、『どんな商品であればお金を払って購入するか?』、『どんなときに購入したくなるのか?』といったことを考えます。行政書士業務に関していえば、『どんなサービスを求めているのか?』、『どんな人(行政書士)に依頼たくなるのか?』ということです。
自分がどんな商品を売りたいのか?ということではありません。お金を出して依頼をするのは、あくまでもお客さんです。お客さんが、その気にならなければ依頼してくれることはありません。営業が下手な人というのは、自分目線で物事を考えてしまい一人よがりになってしまうものです。常に相手の立場に立って考えるという癖をつけるようにしましょう。
②顧客感情
顧客の立場に立って考えるということを理解できたら、そのなかでも顧客の感情に注意を向けるようにしましょう。自分自身が何らかの商品を購入するときのことをイメージして頂ければ分かりますが、人間というのは購入の決断を理屈で決めているわけではありません。
『この商品を買ったら、いいことがありそう』、『なんか良さそう』といった理屈では無い部分で決断していることも多々あります。それが感情です。顧客視点に立って考えるときには、お客さんの気持ちも考えてみましょう。そうは言っても、慣れていない人には難しいと思います。そこで最後の要約としてお伝えしたいことは『自分を観察する』ということです。
自分がお金を出したくなるときは、どんな時か?
なぜ、このお店に入ったのか?
なぜ、この商品を買ったのか?
自分自身を実験台として観察してみてください。観察を続ければ、お金を出したくなるポイントが見えてきますし、自分のポイントが分かれば、他人のことも推測できるようになります。営業力をつけるための最初のステップとして、取り組んでみてください。
地道な毎日の努力が営業が出来る行政書士になるためのステップ
顧客視点と顧客感情というのは、テクニック論ではなく、モノの見方を意味します。考え方、意識と行ってもいいのですが、こういったことは一朝一夕で身に付くことではありません。
知識として知れば、見た目は実践しているように見えても、本当に、こういったモノの見方が出来るようになるには、長期に渡るトレーニングが必要です。ちょっと大変ですが、一度身につければ、無意識に、こういったモノの見方が出来るようになるので楽です。
長期といっても、速い人であれば3ヶ月、長くても半年もあれば、かなりのレベルになると思います。その数ヶ月の間、頑張れるかどうかというのが、行政書士として必要な営業スキルを身につけるうえでの分岐点となります。
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