行政書士として開業したら、まずは売上を安定させることを目指しましょう。売上高は小さくても構わないので、継続的に入ってくる。そんな状態にするのが理想です。売上を安定させるというのは、心の余裕を保つための必須事項です。『今月の収入は幾らになるだろう？』、『来月の予定はまだ少ない・・・』、毎日こんなことばかり考えるのは胃の痛い話ですし、落ち着いて物事を考えることが出来ません。

行政書士という職業と落ち着いて向き合うためには収入の安定化が必須

経営者というのは、自分の判断で勝負が決まる職業です。適切な判断を下すには、冷静な目で状況を分析して考える必要があります。常にお金の不安にさいなまれ、考えていなければいけないような状態では、冷静に考えるなんてことは不可能です。経営者にとって精神を安定させるというのは、とても重要なことです。だからこそ、常に心の平穏が保てるような状態を作るというのも立派な仕事です。

売上の安定性というのは、そのなかでも最も重要な要素ですが、そのためには固定報酬型の仕事を掴むことです。顧問契約をして、毎月一定額の報酬をもらえるような仕事、あるいはその都度依頼される形のスタイルだけど、毎年一定の依頼が見込めるような仕事をすることです。

そのためには自分が扱う業務内容を考えるとともに、『またこの人に仕事をお願いしたい』と思われるような人間性を作ることです。

誠実に仕事を行う
常に明るく接する

この二点が出来れば、必ず好印象を持ってもらい、次の仕事につながります。

つながりを保つことが行政書士として安定収入を得る道

いずれにしても行政書士として安定した稼ぎを得るには、一度何かのご縁で仕事をさせて頂いた方とは、つながりを保てるようにならなければいけません。常に新規でお客さんを獲得するというのは無理がありますし、そんな状況に陥っているというのは、仕事ぶり・人間性などに満足してもらっていないということの裏返しなので、要は実力不足です。

そのままでは、遅かれ早かれ行き詰まってしまうでしょう。

もう、資格だけでは食べていけない

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「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。