差別化をすることが、行政書士としての成功につながる

行政書士に限ったことではありませんが、ビジネスで成功する場合、『差別化』という視点は重要です。差別化というのは、他の同業者には無い、自分だけのウリです。自分だけのウリがあるだけで目立てるので、結果的にお客さんも集めやすくなります。

行政書士としてのウリを作ることは難しくない

ウリといっても、あまり難しく考える必要はありません。同業者をみて、『もっと、こんなことをすればいいのに』というようなことを一つ探して、自分は実行してみるというようなことでも構いません。あとは、そのこと=自分は他の同業者がやらないことをしているという事実を伝えるようにすればいいだけです。また、『同業者がやらないこと』ということ自体も、決して難しく考える必要はありません。親切に対応するとか、笑顔を絶やさないということでも構いません。基本的なことですが、こういったことも重要ですし、出来ない行政書士は少なくありません。

行政書士の業務内容というのは決まってくるので、差別化という点では難しい面もあります。しかし、多くの人が同じように難しいと考えて工夫する努力を忘れているので、あなたが実行すれば、すぐにライバルを追い抜くことができます。いきなりすぐに差別化のポイントがみつかることは無いかもしれませんが、常に探しだすという意志を持っておくようにしましょう。

行政書士の業務で差別化を図る場合には

もし業務で差別化を図る場合には、自分の得意分野を作ることです。現時点で、こんな業務が得意ということがあれば、それを磨くことに専念します。何もなければ、狙いを定めて、これから作りあげていきます。

注意点としては、決して短期的な目線で考えないことです。同業者に差をつけるだけの実力をつけなければいけないのですから、そう簡単なことではありません。2~3年ぐらいかけてという目線で考えたほうがいいです。結果的に数ヶ月の経験で、自分のウリとなるぐらいのスキルが身に付くということも十分に考えられますが、スキルアップは焦らずじっくり取り組んだほうがいいので、長期的な計画を立てたほうがいいです。最後に、ウリとなる業務を決める時には、難易度が高い業務ほど狙い目という視点も持ってください。

たとえば、行政書士の代表的な業務の一つである会社設立代行というのは、難易度としては低いものです。正直、行政書士であれば誰でも出来ますが、こうなると能力で差別化を図ることは厳しくなります。一方、産業廃棄物処理業許可の申請業務などは、試験では殆ど扱われないため、十分な知識を持っている人間は、それほど存在しません。従って、あなたが業務を行えるだけの知識と経験を身につければ武器になるということです。

他の行政書士が真似をしようとしたとしても、そう簡単ではないので、仕事としては安泰するというわけです。自分のウリを探すときには、こんな視点を持って考えることをオススメします。

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