行政書士としての出発点は同じなのに、差が出てしまう

面白いことに、同じような条件でスタートしても、はっきり差が分かれるものです。うまくいっている人をみると『環境に恵まれていたんだ』とか『時期が良かったんだ』というふうに思いがちですが、決してそんなことはありません。

たとえば、『自分は片田舎で行政書士をしているので、なかなかお客さんがみつかりません』というようなことを口にする人がいます。しかし、人口が5万人、10万人といった小さな街でも立派に活躍している方もいます。逆に、上記のようなセリフを口にしている人が、東京のような大都市で業務を行えば、それでうまくいくのかと言えば、そんなこともありません。お客さんが多い大都市であれば、行政書士の数も多いので、それはそれで大変なものです。

要は楽な環境も大変な環境も無いということです。成功する人は、どんな状況でも、そのなかで工夫をして結果を出すものです。環境うんぬんではありません。

行政書士として成功する人に覚えておいてほしい一つの言葉

うまくいかないのは自分のせい

独立・開業を目指すのであれば、この言葉を覚えておいて頂きたいなと思います。

多少、理不尽なことでも何でも、その原因は自分にあると思えば、そこから見えてくるものがあります。これは決して敗北主義や単なる諦めを意味しているのではありません。人間は弱いものなので、他人や環境のせいにしてしまうと、そこで思考が停止してしまいます。自分に責任があると思わない限り、原因を究明したり、対処策や防止策を考えるといったことをしません。しかし、それでは、その出来事から得るものは何もありません。似たような状況が発生した時にも、同じような対応をして、同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。

うまくいかなかったとしても、そこから何かを学んで工夫すれば、必ず進歩します。もしかしたら、次も失敗するかもしれませんが、前回と比較すれば、必ず良くなっています。このプロセスを繰り返していけば、いつか必ず、うまくいくようになります。

これが成長であり、成功です。

最初からうまくいく行政書士はいない

最初から自分の思うように成功出来る人はいません。希にそういった人がいるかもしれませんが、1000人に一人といった天才です。対象として考えるべき人物ではありません。どんな人でも、苦労した下積みの時代を過ごしているものです。そこで諦めない人が成功を手にすることができます。ありふれた話かもしれませんが、やはりこれが現実です。

絶対に諦めない。どんな状況でも自分次第で成功出来る。この精神を持つことが行政書士として成功するための基本的な心構えとなります。

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「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。