士業以外への展開

  • 2017年2月14日
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安定的に仕事を得るには、自分のウリがなければいけません。そのための方法論というのは色々とあるのですが、このページでは士業以外への展開という切り口についてまとめてみます。

士業以外の業種への業務展開

行政書士という経験を活かす形で、士業以外の業種へ業務を展開する人は少なくありません。比較的多いパターンとしては、不動産業やファイナンシャルプランナー、生命保険&損害保険の代理店業を行うといったことがあります。

社会保険労務士や司法書士といった他の士業の資格をとるいわゆるダブルライセンスを目指す人が多いのですが、士業以外の資格を取得するという選択肢もあります。うまく組み合わせれば相乗効果が出るという資格は少なくありません。行政書士専業で、業務を突き詰めていくというやりかたもありですが、一方で、こういった間口を広げるという方法論もあります。

自分の特性を考慮しながら、様々な角度から可能性を検討してみましょう。

経営者が望むことであれば、どんなことでも仕事の種になる

業務というと、幅を狭めて考えてしまいがちですが、基本的にはお客さんが喜んでお金を払うことであれば、何でも仕事になります。行政書士だからといって、法務関連の手続きや代行に関する業務だけをしなければいけないというわけではありません。

行政書士のような士業というのは資格制で誰でもすぐに出来る仕事ではないので、それだけに仕事というものを難しく考えがちですが、その気になれば誰でもすぐに出来るという仕事はたくさんあります。

もちろん、そこでお客さんを得ることができるかどうかというのは別問題ですが、逆に言えば、お客さんさえいれば、すぐに出来るのが仕事です。

行政書士にとってのお客さんとなりやすい職業の一つは経営者ですが、そうであれば経営者の悩みを解決するようなことは何でも仕事になるわけです。日頃、経営者と接していれば、彼らがどんな悩みを抱えているかというのは自然に分かってきます。

そうしたら、その悩みを解決することを考えます。それが仕事になります。もしかしたら、営業や組織作りといった本来の行政書士業務とは被らないことかもしれないですし、家族のことに関する問題かもしれません。

そこで、『それは行政書士の仕事ではない』と見切るのか、『その問題を解決するために、自分に出来ることは何か』と考えるかで、その後の展開が大きく変わってきます。お客さんの望む結果を与えることが仕事。そんなふうに考えれば、仕事のネタは幾らでも出てくるでしょう。

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