行政書士として開業して成功するための重要なステップ
- 2017年1月20日
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行政書士に限らず、士業に多いのが『資格をとったけれど、そのあと、何をしたらいいのかわからない』という質問です。この質問については、『ごく普通の人が資格を取ってきちんと稼ぐ本』(インデックス・コミュニケーションズ)でも書きましたが、資格の依存型思考にやられてしまっているからこそ、生じるものです。
『資格さえあれば、どうにかなる』
こんな発想がなければ、本来こういった質問は出ないものです。自分自身の人生を委ねる質問ですから、これは自分で考えなければなりません。
行政書士として開業した後、何がしたいのか?
行政書士としていったい何をしたいのか?
どんな行政書士になりたいのか?
業務を通じて、何を実現したいのか?
いわゆる将来設計、ビジョンですが、 まずはこの点をしっかり考えてください。自分が目指すものが明確にならなければ、何をやるべきかという優先順位も決まりません。あなたがどういった内容の業務でどのくらいの売上を考え、またどのくらいの規模でビジネスをしたいのか、ぜひ考えてみてください。
行政書士として独立するということの意味を考える
これはそもそも論にもなってしまうのですが、自分にとって独立開業するということが何なのか、その意味も徹底的に考えるべきです。なぜ、独立なのか?どこかの事務所や企業で働くというスタイルではダメなのか?独立することが自分にとって、本当に理想的なのか?こういったことも真剣に考えるべきです。
安直に考えた結果であっても、真剣に考えた結果であっても、『独立・開業』という見た目は一緒です。ただし、そこにたどり着くまでに、どれだけ自分と会話を交わしたのかというのは、開業後に大きな影響を与えます。独立というのは、自分の人生を大きく変える極めて重要な決断です。本来、自分の生き方そのものに関わる事柄です。重要なことを安易に決断してしまうというのは危ういことですし、そういった人は諦めも速いものです。自分にとっての『独立することの意味』は明確にしておきましょう。真剣に考えて、その結果、独立するという決断を下したのであれば、次に『行政書士として何がしたいのか?』ということをじっくり考えましょう。
パソコンやファックスといった備品を用意したり、名刺を作成したりといったことは、そのあとの話です。と言うより、こういったことは正直、どうでもいいことです。たしかに、こういった準備も大切ではありますが、些細なことです。行政書士としての成功を左右するような重要事項ではありません。その前に考えるべきことがたくさんあるということです。そういったことに目を向けない限り、良い結果を残すことは出来ないでしょう。
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