ビジネスモデルの作り方1:賢い資格の選び方

ビジネスモデル作りの最初のステップですが、『この資格(士業)で活動する』という業種が決まっている人と決まっていない人では中身が違ってきます。
資格が決まっていない人は、どの資格を取得するのかという資格選びが最初のステップです。

資格を選ぶ時に考慮すべき二つの要素

では、どんなふうに選んでいけばいいのか?

これは、そう簡単に決めるものではありません。様々な要素を加味しながら決めていくことになります。

大きく分けると自分自身の特性や向き・不向きと市場環境の二つの要素となります。乗り気にならないことや向いていないことを仕事にするのは不幸ですし、そんな心理状態ではパフォーマンスも発揮されないため、ビジネス的にも厳しくなります。やはり、自分が楽しく取り組めることのほうがいいです。

しかし、幾ら自分がやりたいからといって、その職種に対するニーズがなければ仕事になりません。この街には弁護士がたくさんいて余っている。こんな状況で弁護士になっても、仕事を得ることは出来ません。

ニーズがあるけど、でも、それに応えられる人が少ない

そんな仕事を選択したほうが、ビジネスとして成功する確率は高くなります。もちろん、今の時代、あからさまに『社労士が不足している』、『税理士がいない』といった状況はありえないので、知恵を絞って考えていくことになります。

この点については、別のページでお伝えしますが、基本的な方向性としては、こんなふうに考えるということを頭に入れておいてください。

『弁護士ってカッコ良さそう』といったような、あやふやな感じで選択すると、こんなはずではなかったと後から後悔することになりかねないので、注意してください。

理屈ではなく、自分の気持ちで資格を選択するという考え方

ただし、『弁護士になりたい』という気持ちが本気であれば、ほかのことは考えずに弁護士になるという選択のしかたもアリです。子供の頃からの夢で、どうしてもなりたい。他の仕事(士業)は考えられない。

こんな仕事があれば、その職種で勝負するというのは合理的な判断です。熱意や情熱というのは、何にも勝る強烈な武器です。ライバルが多くて競争が大変といった状況でも、情熱があれば突破することも可能です。

本当にやりたいことがあれば、それを貫くべきです。でも、どうせなら、実際に決断する前に、ビジネスモデルの作り方というのは知識として、理解しておいたほうがいいです。

より正確に現実を把握することにつながりますので、資格を取った後の行動が違ってきますし、自分自身の姿勢も違ってきます。

『この街で行政書士として活動していくのは大変そう。それでも、自分は行政書士を選択する』

こんな決め方をすれば、多少の困難があっても、くじけることなく続けていくことが出来ます。自分自身の本気度を確かめるうえでも、ビジネスモデルの作り方を学ぶというのはプラスになります。

もう、資格だけでは食べていけない

○無料メルマガ「もう、資格だけでは食べていけない」のご案内
現在、経営天才塾では主宰の横須賀輝尚のメールマガジンを無料で配信しております。この機会にぜひご登録ください。

「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。

まぐまぐ!「もう、資格だけでは食べていけない」

こちらのメルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。
バックナンバーは一般公開しておりませんので、お早めにご登録ください。

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

全記事数更新中!

1495

定例セミナー配信予告

  1. 講師:横須賀輝尚 テーマ:未来の相続業務と相続・遺言の絶対領域の作り方 内容: 4月17日…
  2. 講師:高金大輝 テーマ:最新リスティング広告動向と、最新成功事例解説 内容: 常に変化を遂…
  3. 講師:横須賀輝尚 テーマ:提携業務の未来予測と業務のシフトチェンジについて 内容: 現在の…

定例セミナー動画

ページ上部へ戻る