ビジネスモデルの作り方1:賢い資格の選び方

  • 2017年5月16日
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ビジネスモデル作りの最初のステップですが、『この資格(士業)で活動する』という業種が決まっている人と決まっていない人では中身が違ってきます。
資格が決まっていない人は、どの資格を取得するのかという資格選びが最初のステップです。

資格を選ぶ時に考慮すべき二つの要素

では、どんなふうに選んでいけばいいのか?

これは、そう簡単に決めるものではありません。様々な要素を加味しながら決めていくことになります。

大きく分けると自分自身の特性や向き・不向きと市場環境の二つの要素となります。乗り気にならないことや向いていないことを仕事にするのは不幸ですし、そんな心理状態ではパフォーマンスも発揮されないため、ビジネス的にも厳しくなります。やはり、自分が楽しく取り組めることのほうがいいです。

しかし、幾ら自分がやりたいからといって、その職種に対するニーズがなければ仕事になりません。この街には弁護士がたくさんいて余っている。こんな状況で弁護士になっても、仕事を得ることは出来ません。

ニーズがあるけど、でも、それに応えられる人が少ない

そんな仕事を選択したほうが、ビジネスとして成功する確率は高くなります。もちろん、今の時代、あからさまに『社労士が不足している』、『税理士がいない』といった状況はありえないので、知恵を絞って考えていくことになります。

この点については、別のページでお伝えしますが、基本的な方向性としては、こんなふうに考えるということを頭に入れておいてください。

『弁護士ってカッコ良さそう』といったような、あやふやな感じで選択すると、こんなはずではなかったと後から後悔することになりかねないので、注意してください。

理屈ではなく、自分の気持ちで資格を選択するという考え方

ただし、『弁護士になりたい』という気持ちが本気であれば、ほかのことは考えずに弁護士になるという選択のしかたもアリです。子供の頃からの夢で、どうしてもなりたい。他の仕事(士業)は考えられない。

こんな仕事があれば、その職種で勝負するというのは合理的な判断です。熱意や情熱というのは、何にも勝る強烈な武器です。ライバルが多くて競争が大変といった状況でも、情熱があれば突破することも可能です。

本当にやりたいことがあれば、それを貫くべきです。でも、どうせなら、実際に決断する前に、ビジネスモデルの作り方というのは知識として、理解しておいたほうがいいです。

より正確に現実を把握することにつながりますので、資格を取った後の行動が違ってきますし、自分自身の姿勢も違ってきます。

『この街で行政書士として活動していくのは大変そう。それでも、自分は行政書士を選択する』

こんな決め方をすれば、多少の困難があっても、くじけることなく続けていくことが出来ます。自分自身の本気度を確かめるうえでも、ビジネスモデルの作り方を学ぶというのはプラスになります。

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