自分のサービス・商品を決める(6):コンテンツ型
- 2017年1月30日
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コンテンツ型のビジネスモデル
自分が持つ知識をセミナーや教材といったコンテンツとして販売するのがコンテンツ型です。コンテンツ型の利点は、自分が動かなくても売上が立てられるということです。
士業の仕事というのは、基本的に自分が働いた対価として報酬を受けとるというスタイルです。たとえば、税理士が決算書類の作成を代行するといったものです。しかし、同じ税理士が節税に関する知識を教材にして販売すれば、自分が動かなくても売上が発生します。
かかる労力は教材を作る時だけです。完成したら、その後は何もする必要がありません。もちろん、マーケティングや営業といった売るための努力は必要ですが、従来の業務と比較すると、格段に効率が良くなります。
また、コンテンツを販売することで、相手に出来るお客様の層が広がります。下記のような感じです。
コンテンツで広がる客層
1:有料コンテンツを購入して、士業の手続きを自分で実行する
2:有料コンテンツ購入後、手続きを依頼する
3:仕事自体は別の人に依頼しているが、有料コンテンツだけ購入する
4:コンテンツは購入せず、士業の仕事のみ依頼する
従来のスタイルだと、士業というのは4のお客さんだけを相手にするものですが、コンテンツを販売することで、複数の売上の流れを確立することが出来ます。
セミナーに参加した人は、その後講師に仕事を依頼するという傾向が強いので、セミナー開催を有料コンテンツとすれば、士業の業務を受注するための営業ツールとして位置づけることも出来ます。マーケティングや営業というのは、通常広告費などのコストをかけて実行するものですが、2のスタイルだと、お金を頂きながら営業することが出来ます。一石二鳥の手法です。
コンテンツ型で成功するためのポイントは、お客さんが望んでいる情報を提供できるかどうかです。お客さんのニーズを見極めることが重要です。行政書士の業務内容をみて、『この仕事を依頼する人は、何を望んでいるのだろう』と考えてみましょう。
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