失敗パターンを考えてみる:DM

  • 2017年2月13日
  • 失敗パターンを考えてみる:DM はコメントを受け付けていません

物事を考えるとき、最悪の状況を考え、その状況への対処法、あるいはそうならないための予防法を前もって用意しておくことは重要です。より緻密なビジネスプランを考える一つのきっかけになるとともに、『いざという時も大丈夫』と精神的な安定も手にすることが出来るからです。そこで、様々な面から、行政書士業務を行ううえでの最悪の状況を考えてみます。このページのテーマはDMです。

DMは行政書士でも活用出来る集客手段

行政書士として開業することを考える人にとって、自分でDMを発信したことがあるという人は殆どいないかもしれませんが、業務内容によっては活用出来る手段です。DMの詳細については、こちらのページ『行政書士のダイレクトメール活用法』で確認して頂ければと思いますが、ここではDMを行ったうえでの最悪の状況ということを考えてみます。

DMの場合、最悪の状況というのは広告費を投入したのに結果が出ないということになります。それにプラスして、クレームを受けたということも含まれます。この二点に対する対応方法を決めておけば、どんな状況にも対処出来るということになります。

まずクレームについては、短期間で何通も続けて配信するというような、自分が同じことをされたら嫌だなと思うようなことをしなければ、基本的には大丈夫です。基本的にDMは数百通、数千通という単位で配信するものですが、これだけの数を配信すると、何も自分に落ち度が無くても『余計なものを送ってくるな』というようなクレームは返ってくるものですが、これはビジネスを実行するうえでは致し方がないことでもあるので、気にしないことです。クレームをつける人というのは、その案内を必要としていない人でもあるので、二度と送らないようにしてください。この点を注意しておけば、まずは大丈夫です。

DMの反応がない時の対処法

一方、結果が出ないということに関しては、DMというものも経験を積みながら、これがベストという形を探っていくものなので失敗は仕方がないという一面もあります。この事実を頭に入れて、最初は広告費を一気に投入するようなことはしないという意識が大切です。

テストマーケティングを実行して、反応が良いDM文を検証して、成果があがる形になったら、一気に配信するようにします。DMに限らずマーケティングというのは試行錯誤の積み重ねです。最初は小さくテストするということを忘れないようにしてください。最初から一発勝負というのが、失敗の元です。ビジネスというのは勝負事とは違います。科学の実験のようなもので、試行錯誤をしながら適切なやりかたを探っていくものです。その過程で失敗することは当然のことです。

その意識を持っておくと、取り返しのつかないダメージを負うことを防ぐことが出来ます。失敗をあらかじめ想定しておくことが重要です。

もう、資格だけでは食べていけない

○無料メルマガ「もう、資格だけでは食べていけない」のご案内
現在、経営天才塾では主宰の横須賀輝尚のメールマガジンを無料で配信しております。この機会にぜひご登録ください。

「もう、資格だけでは食べていけない」など累計20冊14万部を超える日本一の資格コンサルタント、士業向け経営スクール経営天才塾主宰横須賀輝尚の士業向け公式メルマガ。2007年から10年間、全国1600名以上の士業の相談に答え続けている。その回答数は2万件以上。本メルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。バックナンバーは非公開となりますので、お早めにご登録ください。

まぐまぐ!「もう、資格だけでは食べていけない」

こちらのメルマガでは、天才塾で相談された事例を中心に、行政書士、社労士、税理士、司法書士、弁護士、弁理士等の士業・資格業の営業ノウハウをFAQの形を通じて週1回配信いたします。
バックナンバーは一般公開しておりませんので、お早めにご登録ください。

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

全記事数更新中!

1495

定例セミナー配信予告

  1. 講師:横須賀輝尚 テーマ:未来の相続業務と相続・遺言の絶対領域の作り方 内容: 4月17日…
  2. 講師:高金大輝 テーマ:最新リスティング広告動向と、最新成功事例解説 内容: 常に変化を遂…
  3. 講師:横須賀輝尚 テーマ:提携業務の未来予測と業務のシフトチェンジについて 内容: 現在の…

定例セミナー動画

ページ上部へ戻る
PAGE TOP